四国八十八箇所、西国三十三箇所、秩父三十四箇所、板東三十三箇所の石を、當寺中興開山龍海禹門大和尚が享和から文化にかけて13年掛かりで巡礼して集めたご霊石をお厨子に台座を作り、おひとつずつ霊場の御本尊としてお祀りしたもの。
以後、四国八十八札所、日本百観音霊場の代参寺院として観音堂に奉安されておりましたが、関東大震災によって観音堂は倒壊し、現在は本堂に御本尊と共に奉祀されています。
正應寺中興開山の龍海禹門大和尚が長い歳月をかけ、四国・西国・秩父・阪東の霊石を集め、関東一円の方々、後々の子孫のためを思い、府川山麓に寺を建て各霊場・札所の代参のお寺といたしました。